ことの始まり
clamav-milterの検証のため、すでに構築済みのメールサーバーに対して、clamav-milterを導入し運用していた。
導入してから、2~3日後にメールの送受信が行えなくなり、メールサーバーへのsshもできない状況になってしまった。。。(サーバー負荷だろうなと思っていた)
切り戻しをした
(自分一人しか使っていないけれども)メールの送受信ができないと困ってしまうので、一度切り戻しを行った。
切り戻し作業を行っているうちに、clamd, clamav-milterを動かすと、そこそこメモリを消費するということに気づいた。
もともとメールサーバー自体への負荷は低いだろうということで、 2vCPU / 2GB RAMのインスタンスとしていたのだが、2GBのRAMでは足りずハングアップしていたようだ。
htopで見ると、clamdがかなりのメモリを消費している。
スワップ領域を作成した
CPUへの負荷は低く、インスタンスサイズを変更するほどでもないと考え、スワップを領域を作成することにした。
スワップファイルの作成
sudo dd if=/dev/zero of=/var/swpfile bs=1M count=4096
sudo mkswap /var/swpfile
sudo chmod 600 /var/swpfile
sudo swapon /var/swpfile
/etc/fstabへ以下を追記
/var/swpfile none swap sw 0 0
スワップ追加後
スワップ領域に4GBほど割り当てたため、clamd, clamav-milterを動かしても安定して稼働するようになった。
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